従来の紫外線硬化樹脂による封止は、ガスバリヤ性、耐透湿性に問題があり、より信頼性のあるガラス封止技術が求められております。
フリットシール技術は、CRTのパネル-ファンネル間の接合に使われてきた長い歴史のある無機シーラント材料による封止技術であり、現在でもプラズマディスプレイパネルなどのシールにも使われている大変信頼性ある技術です。
レーザによる局所短時間熱処理の技術開発が進み、フリットガラス部のみを加熱し、他の重要なデバイス部には熱負荷をかけずにシーリングすることが可能になりました。
アウレアワークス㈱では、レーザフリットシーリング(Laser Frit Sealing)のご要求に応じたレーザプロセスのご提案をいたします。
レーザフリットシーリング(Laser Frit Sealing)は、無機シーラントによる信頼性の高い気密・防湿シーリングが実現できます。有機ELディスプレイ、有機EL照明、ソーラーパネル等の長寿命化に貢献します。上写真は、白板ガラスへのレーザフリットシーリング。
合成石英へのレーザフリットシーリング。合成石英にもクラックが発生せずにフリットは溶融固化しています。
飴色の部分が溶融固化したフリット部分。
あらゆるのりしろサイズにあわせて、レーザビーム幅を光学設計いたします。
ソーダライムガラスへのレーザフリット融着。ソーダライムガラスは熱膨張率が高いため、レーザといえどもクラックが入りやすく、慎重に加工パラメータを設定する必要があります。ソーダライムガラスへのレーザフリット融着にお困りの方はアウレアワークスまでお問い合わせください。
制御方法 |
RS232C PC制御orシーケンサー制御 |
駆動方式 |
リニアモータ駆動 |
ストローク |
ご相談の上決定 |
最大加工サイズ |
ご相談の上決定 |
※ご要求のシーリングサイズ、シーリング精度に応じて、レーザフリットシーリング加工機をカスタマイズいたします。
レーザ照射エリア 制御ユニット
※上記の加工機の寸法は一例です。
より詳細な資料をご希望の方、テスト加工をご希望の方は、弊社営業部までお問い合わせください。